悪気はない

自分の小遣い稼ぎのため、介護施設の厨房で早朝2時間の仕事をしているのですが、クラスター発生のため、お盆前後の2週間ほど突然の勤務停止となり呆けた生活をしていました。時間も金額も大したことないこの勤務が、いつのまにか無くてはならない生活の張りになっていたことを実感しました。

 

やっと勤務再開になった日、心地よい疲れで帰宅すると待ち構えていた義母に針に糸を通してと頼まれました。どうしても通らなくてねぇ、年は取りたくないよねぇ、と渡された太い蒲団針と黒糸を見ると、糸の先がボソボソに崩されていて、何回も舐って通そうとしたんだけどねぇ、という言葉に気持ち悪っと思いました。何回も舐めた糸を平気で人に手渡せる神経は昔から変わりません。何とか通して義母に返し、その後よく手を洗いました。

 

結婚して30数年、嫁いびりをされたことはないのは幸せなのでしょうが、義母は悪気なく気になることを言う人なのでイライラします。若いころは私の顔をじっと見て、ごみがついとるよ、汚れとるよとホクロを指さしました。ホクロですと言っても日がたつと忘れるのか何回も同じことを言われました。ごみがついていたらみっともないと良かれと思って言うらしいのです。義母の目が悪くなってからは言われなくなりホッとしています。

 

お盆のお供えのおさがりの桃をもらいますと伝えた時、にーちゃん(私夫)にもやってくれ、孫君の分も持っていけと念押しされました。私が桃を独り占めするんだろうから、ちゃんとほかの家族にも食べさせろと言われた気がして、信用ないんだなとガッカリしました。夫に話すと別に悪気はないんだからと言いますが、悪気なく言われ続けている私の気持ちはどうしてくれるのでしょう。これからも悪気ない義母にイライラさせられるのでしょうね。

 

 

 

 

 

始めます

こちらのブログに登録しました。日々の雑感を書いていきたいと思います。

 

私は今年還暦で、過去これまであちこちのブログを漂流してきました。

20年ほど前の40代にさしかかったころ初めて登録したのがライコス、強制的にinfoseekに替わり、その後また自動的に変わったりするうち、なんとなく遠のいて早10数年。また書こうと思ったのは、老化防止の意味もありますが自分の中で消化しきれない思いが度々あり、書くことで自分なりに折り合いをつけていけるのではと思ったからです。

 

内容は家族についてが多くなると思いますが、アルバイトで早朝仕事をしているのでそのことについても書くかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。